よくあるご質問
ペール缶は1缶からでも買えますか?
汎用品であれば1缶からご販売しております。別注品、特注品は仕様により承っておりますのでご相談下さい。
天板のみ、バンドのみ、CAPのみなど、部品のみの購入もできますか?
UNペール缶など、一部部品のみのご販売ができない商品もございますが、できるものもございます。お問合せください。
ペール缶を使用する際に必要な治具を販売していますか?
お取扱しているものもございます。お問合せください。ただし、お取扱していたとしても、弊社のペール缶をご使用いただいていないお客様へのご販売はいたしかねます。
他社製のペール缶と寸法は同じですか?
日本国内製でJIS Z 1620に準じて設計されているものは、ほぼ同じ寸法です。
パッキン(ガスケット)はついていますか?
バンドタイプペール缶およびラグタイプペール缶の天板には、標準でパッキンが装着されております。
クローズタイプのCAP、プラグにもそれぞれパッキンが標準で装着されております。
ペール缶の耐火性について教えて下さい。
収納される内容物が非危険物であれば、法的にはどの容器を使用されても問題がありません。
主な原料はティンフリースチールですので100℃以上でも変態しませんが、付属の部品は樹脂やゴム等の材質も含まれますので高温・低温で変態が予想されます。
また、高温・低温でのご使用時に缶のバキューム現象や部品劣化などが予想されます。そのため常温でご使用ください。
思わぬ事故につながる可能性がございますので、高温・低温でのご使用はお控えください。
オイルを入れてもいいですか?
危険物に該当するものや水溶性、非水溶性などそれぞれに特性がありますので、一概にはお答えいたしかねます。危険物に該当する場合は、危険物運搬容器をご選定ください。
販売代理店はありますか?
国内外ともに弊社が指定する特定の販売代理店はございません。
オリジナルデザインのペール缶を作りたいのですが。
デザインや作製個数により別途お見積りさせていただきます。HP内「オリジナルデザイン缶」ページをご参照いただきお問合せください。
危険物容器について教えてください。
危険物・劇物・毒物には消防法により分類されるものと国連勧告により分類されるものがあり、送付先・送付方法などにより選定すべき容器基準が異なります。
国外に危険物・劇物・毒物を輸送する際には必ずUN容器を選定することが義務付けられおり、また国内でも海上輸送および航空輸送する場合はUN容器の選定が義務付けられております。
荷主は、危険物を輸送する際は内容物の危険等級に応じた包装等級容器を選定する必要があります。
危険物運搬容器・UN容器も各種取り揃えておりますので、お問合せください。
ペール缶の材質「TFS」とはなんですか?
「TFS」とは「ティンフリースチール」の略で、金属クロム・酸化クロムを付着させた表面処理鋼板のことです。主に、飲料缶やペール缶と同じかそれより小さい工業用の缶によく使用されています。 表面処理鋼板としてはブリキなども有名ですが、ティンフリースチールはブリキとは違い表面処理剤に錫を使用していません。一般的に「鉄」と呼ばれるものに比べると錆びにくく、塗料の密着性がいいため綺麗な印刷ができるのがTFSの特徴です。
ペール缶の取り扱いについて注意することはありますか?
空缶は必ず屋内に保管し、出来るだけ早期にご使用ください。
内容物を充填したペール缶は、必ず屋内に保管して下さい。屋外で保管すると雨水が口金から侵入する、発錆などの恐れがあります。
充填量は内容物に応じた適切な空隙を確保するようにご注意ください。
天板や口金キャップは漏洩を防ぐため正しくセットし締めつけて下さい。
詳細はドラム缶工業会から発行されている「鋼製ペールの取扱上の注意」をご参照下さい。
ペール缶に食品を入れてもいいですか?
ペール缶は食品衛生法に適応していません。ペール缶に直接食品を充填、投入することはお控えください。
ペール缶の製造ロットはどのように確認できますか?
ペール缶の底面に印字されています。
ペール缶にPCB廃棄物を投入して保管・運搬してもいいですか?
ペール缶にPCB廃棄物を投入して保管・運搬する際はUNペール缶をご選定ください。
固体用のバンドタイプのUN規格のペール缶に液体を収納したい場合は、紙や布などに含ませて固体の状態にしてから投入してください。
液体用のバンドタイプのUN規格のペール缶もございます。
固体用のUN規格のペール缶は容器により収納できる重量が、液体用のUN規格のペール缶は容器により収納できる内容物の比重の上限がそれぞれ定められていますのでご注意ください。
20Lバンドタイプペール缶および27Lバンドタイプペール缶はPCB廃棄物処理施設(JESCO)への「搬入可能な容器」には該当しますが、「指定容器」には該当しません。